#フェイラーワークショップ Vol.14 感性を動かして、もっと楽しく、もっと私らしく ショコラ作りワークショップ

2025年10月09日
    • fair・event

フェイラーと触れ合うときのように「心はいつだって踊れる。」時間を共有したいとの想いから開催している#フェイラーワークショップ。第14弾は、新作『コフレドゥショコラ』の発売にあたり、ショコラの専門技術校「エコール・ヴァローナ 東京」のシェフパティシエを講師にお迎えして、本格的なショコラ作りを体験いただきました。今回はフェイラーファンの皆さん計20名にご参加いただいたワークショップの様子をご紹介します。


10月10日(金)発売!新作『コフレドゥショコラ』のラインアップを紹介

『コフレドゥショコラ』ハンカチ 約25×25cm(ベージュ×ダークレッド) ¥2,750(税込)
『コフレドゥショコラ』バッグ 約18×26×7.5cm(ベージュ) ¥14,300(税込)
『コフレドゥショコラ』ペンケース 約6×18cm(ベージュ) ¥6,050(税込)
『コフレドゥショコラ』ブックカバー 約17×30.5cm(ベージュ) ¥6,600(税込)
『コフレドゥショコラ』メガネケース 約7.5×17×3.5cm(ベージュ) ¥7,700(税込)
『コフレドゥショコラ』ポーチ 約12×15.5×4.5cm(ベージュ) ¥8,250(税込)
『コフレドゥショコラ』ショコラチャーム 約12×6cm(ワイン) ¥5,500(税込)

宝石のように輝くチョコレートを美しく並べた、高級感あふれるギフトボックスをイメージした新作『コフレドゥショコラ』。
ひときわ目を引く赤いハートのショコラをはじめ、1粒1粒、色や形、デコレーションにこだわり、味わいまで考えてデザインされています。


プロの技を間近で拝見!まずはデモンストレーション

今回のワークショップは、ヴァローナ社のショコラ専門技術校であるエコール・ヴァローナ 東京のシェフパティシエ 境 智子さんに講師を務めていただき、カカオの香り漂う本格的なラボラトリーで開催。繊細なボンボンショコラの製作はチョコレートのなかでも最高峰レベルといわれ、通常のクラスは3日間かけて行われるそうですが、今回はぎゅっと3時間に凝縮して、プロフェッショナルな世界を垣間見せていただきました。
参加者の皆さんに作っていただくのは、フェイラーとヴァローナのスペシャルコラボレーションショコラ。この会のために、新作『コフレドゥショコラ』でデザインされているボンボンショコラにインスピレーションを得て、境さんにご考案いただいたものです。



まずはボンボンショコラの材料となるガナッシュ作りから。境さんとアシスタントの星野さんに、チョコレートに生クリームやバターを混ぜ合わせていく工程を見せていただきました。ガナッシュの表面に薄いチョコレートの膜を張る「シャブロネ」という作業をはじめ、プロフェッショナルの鮮やかな手捌きに見入りながら、チョコレートがつやつやとなめらかになっていく様に皆さんうっとり。



一度は耳にしたことのあるテンパリング(チョコレートに含まれるココアバターの結晶を安定化させるための温度調整作業)など、徹底した温度管理のもとで行われる繊細かつ丁寧な作業とテクニックの数々にため息がもれました。


ショコラをコーティングするプロフェッショナル仕様のマシンを体験



次はエンローバーと呼ばれるマシンで、ガナッシュを美しく均一にコーティングします。ここでは参加者はペアになり、ひとりはネットコンベアにショコラを並べて、機械をスタートさせ、もうひとりはコーティングが終わったショコラのデコレーションを2種類、交代で行います。



1つめのデコレーション作業は、先生に箔のシートをのせていただき、ショコラの表面にフィットさせるというもの。もう一つは表面に斜めにラインを入れるというもので、プレートを使って線をつけるのは思いのほか、力の加減が難しかったそうです。

自分でコルネを作って、模様を描くデコレーションにも挑戦

さらにショコラに模様を描く作業にもトライしていただきました。まずはクッキングシートを円錐状に丸めて、小さな絞り袋=コルネを作ります。これが意外な難関だったようで、先生に教わりながら、皆さんで協力し合って、賑やかなコルネ作りとなりました。



コルネが出来上がり、オリジナルの“チョコペン”が完成すると、少し練習をしてから本番に挑戦。ボンボンショコラから少しはみ出すように模様を描くのがコツとのことで、お店で見るような本格的な仕上がりに皆さん、とても感激した様子でした。

お楽しみのテイスティングタイム



その後、今回のショコラ作りで使用したチョコレートについてのレクチャー。フェーブと呼ばれるヴァローナオリジナルの業務用チョコレートを3種類試していただき、酸味、苦味、香りの強弱、繊細な味の違いを楽しんでいただきました。時間の経過によっても味わいや風味が変化することなど、チョコレートの奥深い世界の一端にふれていただくことができたようです。

最後は完成したボンボンショコラをパッケージング



完成したショコラを1粒1粒ペーパーカップに入れ、白いボックスの中に2段にして、きれいに並べます。「もったいなくて食べられない」「『コフレドショコラ』が発売になったら、一緒に写真を撮りたい」などお話しながら、とても楽しそうに梱包作業をしていただきました。仕上げにフェイラーのロゴが入った特製スリーブをつけて、皆さん揃って記念撮影。



豪華な全24粒のアソートボックスが出来上がり!


参加者にお持ち帰りいただいたのは、新作『コフレドゥショコラ』のデザインをもとに考案いただいた、ネーミングも素敵な4種類のショコラ、全24粒。まるでハンカチから飛び出してきたような再現度の高さに、改めて驚きの声が上がりました。

参加者の皆さんに感想をお聞きしました

「非常にクオリティの高いショコラ作りを体験させていただき、また発売前の商品を見ることができて、とても楽しかったです」「プロの技を間近で見られて、また実践できて、面白かったです」「フェイラーファンの皆さんと楽しくものづくりができて、有意義な時間となりました」「このデザインのハンカチを使用するたびに、今日の時間を思い返せることがうれしいです」


「本格的なラボでのショコラ作りは貴重な体験となりました」「ボンボンショコラがこんなにも手間をかけて作られていることを実感。ショコラティエの方々に感謝していただきたいと思います」「思っていたより難しかったですが、丁寧に教えていただき、チョコレートの奥深さを感じました」「フェイラーとヴァローナのこだわりが詰まったワークショップで、ブランドの想いが伝わってきました」

今回のワークショップにご協力いただいたのは

VALRHONA(ヴァローナ)
1922年にフランス・ローヌ地方で創業以来、カカオの味わいにこだわり続け、世界中の生産者と二人三脚でカカオ栽培を行うと共に、独創的なアイデアと技術により、最高のショコラ素材へと昇華させてきたヴァローナ。美食の世界をけん引するトップシェフたちをはじめ、世界中のプロフェッショナルたちから認められるショコラ・ブランド。環境や社会に配慮した事業活動を行い、説明責任や透明性など厳しい基準を満たしたサステナブル(持続可能)な企業のみに与えられるB Corporation®を2020年より取得している。
さらに、ショコラ専門技術校「エコール・ヴァローナ」にて多彩な研修プログラムを提供すると同時に、洋菓子の世界大会“クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー” の創設者の一員として、日本でも実行委員を務めるなど、 ショコラの芸術性・文化性を高める活動に取り組んでいる。

エコール・ヴァローナ
1989年に創設された「エコール・ヴァローナ」は、ヴァローナの企業理念の象徴ともいえ、発想、知識を分かち合うという理念に常に忠実に、テクニカル・サポートはもちろん、製菓界の新しい価値創造を使命としている。2007年に誕生した「エコール・ヴァローナ 東京」は、日本はもとよりアジア各国で活動を展開し、シンガポール、中国、台湾、韓国、オーストラリアなどから年間2,200人以上のパティシエ、ショコラティエを迎え入れ、多彩なプログラムを展開。

講師:境 智子(写真右)
金融機関での勤務経験を経た後に渡仏。「プラザ・アテネ・パリ」、「パン・デュ・シュクル(パリ)」などで研鑽を積み、2007年エコール・ヴァローナ 東京へ就職。ヴァローナの第2校目となるエコールの立ち上げに貢献。主にセミ・プロフェッショナルや一般向けの講習会を担当し、専門的な知識と技術とともに、ヴァローナのアイデアとノウハウの伝播に務める。また、エコール・ヴァローナ 東京のコミュニケーションや通訳など多岐にわたる業務に取り組んでいる。


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