新作『グリュックスベーレ』で“冬の夜の森”をテーマにしたテーブルコーディネート

2019年11月08日
    • interview

いよいよ、一年の中でもっとも華やかなシーズンがはじまります。友達や親戚などを招いたホームパーティに、フェイラーのインテリアクロスとハンカチを使ってテーブルコーディネートするのはいかがですか?
「フェイラーのシュニール織はふっくら厚みがあり、洗濯しても生地の質感が変わりにくいのでテーブルクロスに使うのに最適なんです。通常はカトラリーの音を吸収させるためにテーブルクロスの下にアンダークロスを敷きますが、柔らかな厚みのあるシュニール織ならこれ一枚で十分優雅になります」。そう教えてくれたのは、食空間プロデューサーの山本侑貴子さん。彼女に秋冬の新作『グリュックスベーレ』で、素敵なディナータイムのウェルカムテーブルを提案してもらいました。


「ウェルカムテーブルとはゲストが家に来たときにお迎えするもので、テーブルの上にはまだ料理を置かず、デコレーションだけで楽しんでいただきます。
今回使用した『グリュックスベーレ』は、黒い森と呼ばれるドイツ シュヴァルツェンベルクで見上げた夜空に向かって枝葉を伸ばす赤スグリの実とその先に広がるきらめく星空がデザインのモチーフです。可愛らしさの中に冬の森の静寂さや神秘さがあるので、その魅力を引き立てるよう大人っぽいムードでコーディネートしました。

まずテーブルに『グリュックスベーレ』のインテリアクロスを敷き、雪化粧した白い枝や霜のついたシルバーの葉っぱをあしらい、しんしんと更ける“冬の夜の森”を表現。大きな枝もので高さを出すと、森のようなスケール感を演出できます。
ディスプレイのテーマカラーは、ホワイトとシルバー。プレートやカトラリーもクールでカラーレスな世界にまとめることで、『グリュックスベーレ』の深いネイビーに赤い実がアクセントになったデザインがぐっと際立ってきます。テーブルのセンターに飾った花も白い花とグリーンでシックにまとめつつ、華やかなシーズンに合わせバラを一輪飾ることでエレガントな空気感になります。

仕上げに、ナプキンとして『グリュックスベーレ』のハンカチを四つ折りにしてプレートの上にセッティング。立体的に置くことでテーブルに表情が生まれます。そして最後に、玄関のチャイムが鳴ったらキャンドルを灯し幻想的なムードを加えて完成です」。


「シャンパングラスや花器、キャンドルホルダー、オーナメントをクリアな素材にすることで透明感がプラスされ、ドラマティックな雰囲気になります。お花を活けるのは難しいと皆さんおっしゃいますが、一種類のお花をまとめて活ければ失敗しません。
今回は白いバラ15本を長方形の花器に活けました。サイドのグリーンは、ユーカリとブルーブッシュ。グリーンも種類を分けてそれぞれ花器に入れます。白いバラを活けた長方形の花器は、生花市場で購入。グリーンを活けた花器はiittala(イッタラ)のものです。白い枝やシルバーの葉っぱ、オーナメントは資材屋さんで購入しましたが、ネットショップでも見つかると思います」。(山本さんが今回利用したのは、東京堂  https://myflowerlife.jp/shop/default.aspx


「『グリュックスベーレ』のデザインアクセントになっている赤い実にリンクさせ、シャンパンのアミューズにベリーの盛り合わせを用意。一輪だけ活けた赤いバラともさりげなくリンクさせて遊び心をプラスしてみました。

ゲストがみんな到着したら、シャンパンを開けて前菜からスタート。手の込んだ料理に見えますが、実はデパ地下などで購入できる市販のパテを利用。もし量り売りがあれば厚めに切ってもらうと本格感が出ます。これにグリーンサラダとミックスピクルスを添えて。赤いアクセントに、ラディッシュとピンクペッパーを。仕上げにマスタードをプレートに筆で描いたようにのせればよりレストラン風に! その後も特別なパーティ料理を作らなくとも、自分が得意な煮込み料理や焼くだけのオーブン料理などをメインにすればいいと思います。
フェイラーのテーブルコーディネートがいつもの空間をより楽しく演出し、普段の料理もぐっとよそゆき顔になり立派なおもてなしになります」。

グリュックスベーレ インテリアクロス(ネイビー) 150×250㎝ 税込121,000円 *ご注文をいただいてからお作りします。
グリュックスベーレ ハンカチ(ネイビー) 25×25㎝ 税込2,420円


プロフィール
山本侑貴子
dining&style代表。ソムリエ協会認定 ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)。食空間プロデューサーとして、テーブルコーディネートレッスン、食に関する店舗プロデュース、イベントのコーディネートなど多岐にわたり活躍。
https://diningandstyle.com/


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撮影/山田英博


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